イランイランの高貴な香り
2014年07月01日(火)
植物園温室のサンギャラリーで、イランイランの花が咲いています。
緑色の花を下向きにつけ、成熟してくると黄色に変わっていきます。
イランイランという名前でピンときた方もいますよね。
イランイランの花は香水の原料に使われます。
香水と聞いて嗅いでみたところ…私にはちょっと強い香りでした。
調香師の先生によると、他の香りを際立たせるアクセントになるそうです。
さて、香水の採り方は紹介の札によると、
なんと、9kgの花から30mLしか採れない!
しかも香水にできるのは最高品質のみ!!
なるほど、香水が高価になるのもわかりますね。
イランイランは温室サンギャラリー東側、サガロ温室の前あたりにあります。
香水に興味のある方は、生の花の香りも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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植物園指導園芸係 高木 彬