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トリビアを覚えて植物園へ行こう 〜バラの名前〜

2014年05月29日(木)

ニュースで、「高円宮典子様の婚約」のニュースが流れていました。
おめでたいニュースですが、実は東山動植物園にも皇室に関係のあるエリアがあります。(ただし直接ではないですが・・・)
そこはどこでしょうか?

ヒントはこの時期、東山動植物園で花が一番きれいな場所です。





わかりましたか?正解は植物園のバラ園です。
バラ園の一角には、「プリンセス ミチコ」「プリンセス マサコ」「プリンセス アイコ」など皇室に由来する品種名のバラを植えているエリアがあります。

実際植物園のバラ園のバラは直接皇室由来の株ではありませんが、そういった皇室にちなんだ名前のバラはバラ園内に約10種あり、日本の皇室以外にも「クイーン エリザベス」や「プリンセス ドゥ モナコ」など海外のものもあります。



「プリンセス ミチコ」



トリビア 〜バラの名前〜
植物園には約230種のバラがありますが、その中には皇室の名前や「ヨハンシュトラウス」「J.F ケネディ」「クリスチャン
ディオール」など人の名前が品種名となっているバラが多くあります。
では、そのようなバラの名前(品種名)は誰がつけるのでしょうか?

品種名は作出者(その品種を作った人)が命名できる権利を持っています。
バラの作出者はそのバラのイメージに合わせて名前を付けます。

人名を冠した品種ですと、バラのイメージに合う著名人の名を付けたりすることもありますし、作出者の特権ということで自分の家族や親しい人の名前を付けたりすることもあります。
また昔からバラは時の権力者・著名人からも愛されており、贈り物として相手の名前をつけたという品種もあるようです。
近年では、バラの名前をキャンペーンなどで募集したりして品種名を決めることもあります。



そういった視点でバラを見てみると、見方が少し変わってくるかもしれませんね。

植物園緑地造園係  安藤 定治

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