椿の花びら染めをしました!
2014年05月04日(日)
昔から衣服の染色は植物染めが中心でした。日本では藍染めと茜染めが三世紀から始まったといわれています。木の幹や樹皮、根、葉、花、実などを乾燥させたり、あるいは生のまま煮出したり、媒染剤との相乗効果で染色します。
花びら染めには椿、サザンカのほか、チューリップやパンジーなどでも染めることができます。今回の花びら染め体験では椿やカンツバキのほか、来年のための実験ということで、見ごろを迎えているシャクナゲでも染めてみました。ネリアーブ・レッドで染めたので紫がかったピンク色になりました。
染まった色はいろいろ。自然のものは巡り合いです。恥ずかしがり屋さんもいますが、参加者の皆さまの完成作品たちをご覧ください。
今回、協力していただいた椙山女学園大学児童福祉活動部のお姉さんたち11名です! 秋のもみじ狩りのときにはランタンづくりをやるかも!?
5月5日(月・祝)は天気が心配ですが、なんとかもてば、合掌造りの家で「絹糸とり体験」をします。おカイコさまのエサはクワの葉。当たり前ですが植物です。植物と私たちの生活は結びついています。なかなかできない体験ですのでぜひご参加ください。
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植物園緑地造園係 酒井 千裕