植物園は、今!新緑がとてもきれいです〜
2014年05月03日(土)
「新緑」と一言で言っても、いろいろな緑色があって、絵を描くと、緑の絵の具を何色作っても、足りないほど多様性を持った美しさです。
この時期は植物が一番成長する時期。芽の伸び方や、葉の展開する様子の美しさに思わず息をのんだり、今まで全く見過ごしてきた事柄に遭遇できたりする楽しい季節です。
今日から週末くらいのおすすめは、「タブノキ」。冬のあいだ大切な芽を 寒さから守ってきた芽鱗(がりん)の部分が伸びて薄ピンク色を呈してとてもきれいです。洋風庭園横スロープの周辺にあります。
ヤマグルマの葉っぱは、遠くから見ると、花と見違えるような赤い葉っぱです。植物会館の前 縄文杉のレプリカ前で見ることができます。
この赤い色で植物は、紫外線から若葉の組織を守っていると言われています。肌を日やけから守るお母さんのお化粧と一緒ですね。
この時期、赤い葉がいろいろありますよ。気を付けて観察してみてくださいね。
シロダモの新芽はなんと金色です。とてもきれいです。
旧サンゲツ売店東の植え込みにあります。
今の季節にしか見ることができない、いろいろな植物の姿を、見逃すことなく楽しんでくださいね。
植物園では、親子で植物を観察する下記のような教室を開催します。
子どもさんと一緒に、植物園で、新緑を楽しみながら新芽や葉っぱの観察をしながら、いろいろな発見をしてみませんか?
記
1 講
座 名 『身近な自然をみつけよう』(初夏編)
2 日 時 平成26年5月4日(日)13:30〜16:00
3 集合場所 植物園 植物会館研修室(雨天決行)
4 受 講 料
無料(大人は別途入場料が必要です)
5 問合・申込先
東山動植物園 電話 052−782−2111
まだ定員に余裕がありますが、定員(小学生+親 20組)になったら
締切ます。明日なのでお早めにお申し込みくださいね。
植物園指導園芸係 今井田 春美