植物園で春みつけました!!
2014年03月04日(火)
3月に入りめっきり春らしくなってきましたね。
植物園では、3月1日(土)に、『身近な自然を見つめよう(早春編)』を開催し、21人の親子とガイドボランティアさんが一緒に、園内の植物を観察しました。
今回はリピーターの方が11名と多く、子どもさんの植物ファンが増えてきたことをとても嬉しく思います。
はじめに、グループ毎に名前を決め、和気あいあい。この写真は、『わくわくはっけんたい』グループのみなさん。今日、何を見ることができるかなとの予想には「コナラの芽」や「冬眠しているものいるかな〜」と元気よく発表!
いよいよ植物会館から外へ出て植物の観察に・・・。
「かんさつぼうけんたい」グループのみなさん。シダレザクラの冬芽をじっくり観察しました。
観察の後は、植物会館へ戻ってきて、模造紙にまとめました。 『さくらんぼ』グループは、クスノキのいいかおりや、ノシランのきれいな青紫の実を発見できたね。
最後にみんなの前で、今日の成果の発表をしました。オウシュウナラの落ち葉をたくさん拾って、おひなさまをつくったのは、『むくろじ』グループ。観察もしっかりできて、スノードロップの花のつくり、おしべやめしべの観察をしましたね。一番年上のお姉さんがしっかり発表してくれました。
誰もが何もないと思っているこの季節、植物が一生懸命に生きる姿に触れ、たくさんのことを発見して、とても楽しい会になりました。夢は、花屋さん、生き物博士、獣医さんになりたいと話をしてくださるお子さんも。この会が夢につながるといいな。
次回の『身近な自然を見つめよう』は5月4日(日)初夏の植物の様子を観察します。今の季節とは全く違った姿に変化した植物の姿を、是非、また一緒に観察しましょうね!
植物園指導園芸係 今井田 春美