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温室の様子

2013年12月22日(日)

今日は温室の様子を紹介したいと思います。
まずはサガロ温室。高さ6mもあるサガロ(弁慶柱)というサボテンを中心にした展示室です。





右側のサガロは枯れていますが、朽ち果てていく様子をご覧いただくために、そのまま残してあります。さて、2本のサガロの真ん中に注目してください。最近テレビで紹介されたアガベ・アテヌアータ(リュウゼツラン科)の花が咲いています。アガベには多くの種類がありますが、開花まで数年〜数十年かかります。花は下部から上部へ順々に咲いていきます。このアガベ・アテヌアータは、12月上旬に咲き始め、現在は中間付近が咲いています。なかなか見ることができないので、この機会をお見逃しなく!



12月9日:下の部分が咲いています(レモン色の箇所)



12月21日:真ん中付近が咲いています(下部の花はしおれています)



続いてサンギャラリー。ブーゲンビレアなどの花木が咲き誇っていますが、この時期はアオイ科のウナズキヒメフヨウの鮮やかな赤い花がとても目立っています。





重要文化財温室で行われた移植の様子をパネルで紹介するコーナーもあります。





ハワイアンハウスは、重要文化財温室で展示していたシダ類を移植し、雰囲気が変わりました。





温室は現在、サガロ温室、サンギャラリー、水生植物室、ハワイアンハウス、中南米産植物温室の5室がご覧いただけます。
また、土日祝に実施している温室1周クイズは、今週から「パート3」に変わりました。クイズに参加していただいた方には、オリジナルクリアファイルをプレゼントしています。

寒い日が続きますが、ぜひ温室までお越しいただき、心も体も温まってください。

※中央ヤシ室などの温室前館は重要文化財温室保存修理工事が完了するまで(5年間の予定)ご覧いただけません。


植物園指導園芸係  高取 真也

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