ツシマヤマネコの獣舎を新築中です
こども動物園のニホンザル舎前で新たに工事が始まりました。ツシマヤマネコの獣舎を新築する工事です。
ツシマヤマネコは対馬にのみ生息するネコ科の動物です。人の活動により生育環境が悪化し、今では野生での生息数は100頭程度と言われており、環境省により絶滅の危険性が極めて高い種に分類されています。
このため、環境省の「対馬野生生物保護センター」が中心となり保護活動が行われています。その一環として、生息域外での飼育繁殖に東山動物園も協力することになり、そのための獣舎を新築しているのです。
現在、ツシヤマヤネコは本園の食肉小獣舎で見ることができます。
今の獣舎は写真の中央の1室です。
新しい獣舎のイメージはこんな感じです。すごく立派になります。ツシマヤマネコの置かれている状況やその背景を学べるようなパネル展示も行います。
今後も工事状況をお知らせしていきます。
ぜひ、平成26年4月頃の完成をお楽しみに!
再生整備課再生整備係 近藤 幸徳