植物会館展示会「将棋の駒・駒材のいろいろ」のお知らせ
2013年08月06日(火)
今週は、「将棋の駒・駒材のいろいろ」です。
植物は、観賞の切り花や庭木、街路樹、建材、楽器や家具、あるいは薬や香料といったように、植物そのものや、材・加工品として私たちの生活に入り込み、色々な役割を担っています。
将棋の駒もそのひとつ、最近ではプラスチックなどもありますが、昔から粘りのある黄楊(つげ)が使われてきました。
本展示では、黄楊の駒だけでなく、「将棋クラブ尾張同好会」の方が30年かけて約800種類もの樹木で作ってこられた駒がメインに並んでいます。
樹木の種類によって色や質感が違うのがよくわかって面白いです。中には庭や公園でよく植えられるアジサイや、歩道脇の植込みにも使われるアベリアなどの材もあり、びっくり!本当に・・・「いろいろ」です。
展示会は8/18日(日)までです。ぜひお越しください。
※次回は、「フルーツとフラワーの押し花絵展」を開催予定です。
植物園指導園芸係 野村 幸央