新アジアゾウ舎の見どころ紹介(5)
今回はスリットビューをご紹介します!
野生のアジアゾウは森でくらしていて、エサを探して1日中歩き回っています。森の中でゾウをそっとのぞいてみる・・・そんな体験ができるのがスリットビュー(細いのぞき窓)です。
写真の左側の壁に縦長の切れ込みがありますが、ここが透明になっていてゾウが見えます。
左上にあるカゴはエサを入れるところです。ゾウがそこのエサを取ろうとして壁に前足を立てると、お腹が見えるかも・・・。
右側の岩はちょっと不安定で崩れそうな感じがしませんか?
実はこの岩、本物ではないんです。
以前ご紹介した「植栽島」と同じようにコンクリートとモルタルから出来ています。でもこうして見ると、本物の岩にしか見えないですよね。この質感、すごいと思いませんか!?
さて、実際に職員がゾウになったつもりでのぞいてみました!
みなさんが見る園路側からだとこんな感じです。ゾウがいるところは園路側より1mくらい低くなっています。
実際のゾウは背中の高さが3mくらいありますので、迫力満点です。
また、みなさんが見る園路側は、森の中をイメージした木立の造形になっています。この質感もすばらしく、本物の木々に囲まれているかのようです。
でもそれは秋ごろのオープンまでのお楽しみ・・・。
オープンまでスリットビュー部分はフェンスで囲われたままになりますのでご了承ください。
そして、ゾウの側からスリットビューをのぞいてみる機会があります!詳しくはこちら。
いよいよ火曜日から開催です!ゾウが見る景色を味わってみるのはいかがですか??
本物のゾウが移動したあとだと、もうゾウの側からは見られませんよ。
みんな、見に来てね!!
再生整備課再生整備係 近藤 幸徳