セツブンソウのプチ展示 【期間限定】
2013年02月01日(金)
こちらが「セツブンソウ」です。
セツブンソウは、日本の山地に生育する、日本固有の植物ですが、今や絶滅危惧種に指定されている植物です。
セツブン(節分)と名前についているのは、花が早春の2〜3月ごろに咲くことと関わりがあるようです。
多年草ですが、1年のうちで地上に姿を現しているのは2〜4月頃だけ。それ以外は地下で塊茎という形で休眠しています。
上の写真に写っているもので、高さ9cm、花は直径2cmほどです(1月30日現在)。サイズは小さいですが、タネから芽生えて4年以上経過している個体です。
「節分」に合わせ、2月2日(土)から期間限定で、このセツブンソウを植物園の植物会館内に展示いたします。
ぜひお立ち寄りください。
植物園緑地造園係 早川 武宏