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建築中の新アジアゾウ舎からブログ発信(2)

2012年12月12日(水)

現在本園で建築中の新しいアジアゾウ舎からブログを発信します。第2弾です。

これはスカイビュートレインから撮影した写真ですが、赤丸の物体は何をつくっているのでしょう?わかりますか?コンクリートで中が空洞になっています。





ゾウの運動場に同じようなものがいくつかあって、これは別のものの拡大写真です。





表面に鉄筋で形をつくっていて、後からコンクリート・モルタルで固めて凸凹にします。写真は凸凹具合について打ち合わせをしているところです。

ヒントはこの写真です。スリランカの野生のアジアゾウが木陰で休憩しているところです。





みなさん、何をつくっているかわかりましたか?

 こたえは「植栽島」と呼んでいる施設です。
アジアゾウは野生では森の中でくらしているので、日本の夏の日差しは苦手なため日陰を好みます。新しいアジアゾウ舎の運動場には木陰をつくるため木を植えようと計画しています。しかし、ゾウは木の枝葉も好んで食べるので木の保護が必要です。そこでさきほどの写真のように大きな植木鉢をつくり、ゾウの鼻が届かないように木をかさ上げします。





かさ上げした部分の壁を凸凹にするのは、ゾウが体をこすれるようにするためです。野生のゾウは砂浴びやドロ浴びをして体を岩や木などにこすり付け、虫をはらい落したりして皮膚を健康に保とうとする習性があります。
この写真はスリランカのゾウが鼻を岩にこすりつけているところです。





新しいアジアゾウ舎では、植栽島だけでなくいろいろな場所で体をこすれるようにしようと工事をすすめています。

ここでお知らせです! 1月19日(土)の午後2時から建築中の新しいアジアゾウ舎の工事現場見学会を行います。参加は事前の申し込みが必要で、多数の場合は抽選になります。対象は小学3〜6年生とその保護者です。申し込み方法は往復はがきで12月28日(水)必着です。アジアゾウのくらしぶりを想像しながら、どんな施設ができるか見学してみませんか?たくさんのお申し込みをお待ちしています。

★詳しい申し込み方法はこちら
★前回の見学会(11月6日)の様子はこちら

再生整備課再生整備係

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