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名前のいわれ

2012年07月15日(日)

こども動物園で抱っこが大人気のテンジクネズミ(モルモット)は、南米のアンデス原産で古くから食用として家畜化されていたのが、ヨーロッパに入り、世界中で実験動物やペットとして利用されるようになりました。ところが名前には誤解も含めていろいろないわれがあります。

○学名は小さなブタの意味
姿が豚に似ているから。

○英名はギニア・ピッグ
イギリスにアフリカ(ギニア)を経由した船で来たためというのと、南米のギアナに由来するという説もあります。

○モルモット
ヨーロッパ人はアルプスにいるマーモットの仲間と考えていて、日本に入って来た時にオランダ語のマルモットがモルモットになりました。日本では実験動物の代名詞になっているほど有名。

○テンジクネズミ
日本では遠い国のイメージは天竺(インド)だったので、天竺から来たネズミの意味で、これが標準和名となっています。

可愛いモルモットを抱っこした時に、名前にこんな意味があることをちょっと思い出されてはいかがでしょうか。


モルモット


動物園長  橋川 央

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