フサオネズミカンガルーの赤ちゃん
2012年06月30日(土)
当園ではフサオネズミカンガルーを2ペア飼育していますが、そのうちの新しいペアの方にも赤ちゃんが生まれました。
上の写真は出産日から7日目のお母さんと赤ちゃんです。
5月の下旬ぐらいからおかあさんの袋がよく動くようになり、6月上旬には肢や尾が出るようになりました。有袋目の仲間は袋から出た日を出産日としていますので、出産日から7日目の赤ちゃんといってもすでに大きくなっています。ちなみにこの子が袋から初めて出たのは6月18日でした。
今では袋に戻ることもなく、赤ちゃんはずっと外で過ごしています。お乳も外からお母さんの袋に頭を突っ込んで飲んでいます。
今が一番カワイイ時です。もう少しして親と同じ大きさになると、どれが子でどれが親かはわからなくなってしまいます。(ちなみにもうひとつのペアの子は大きくなって親と変わらない大きさになっています。)
動物園飼育第二係 木村 勝