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バラの植え替えを行っています(その1)

2012年02月22日(水)

現在バラ園の一部で、「チームお庭番」が植え替え作業をしています。
バラも古くなると、樹勢が落ちてきます。
来園者のみなさんに綺麗なバラ園をお見せするために、土を入れ替え、古い株を新しい若い株に植え替える作業を行っています。

今回のブログは、植栽するための基盤となる土台づくりをご紹介。
植物を育てるときの大事な基盤になる「土」を入れ替えることによって、忌地(※)を解消し、新たに植栽する株がすくすく育つ環境を整えます。

?@古い株と土を掘り出す。



結構深く掘ってます



なお、掘り出した古い株の中でも、まだ活かせれる株はできるかぎり園内の別の場所に移植します。
?A溝の底にパーライトを敷き詰め、浸透性の黒いシートをかぶせます。





黒いシートは、パーライトが土で埋まり、パーライトの保水性、通気性が悪くならないようにするためのものです。
?B土づくりを行う。
溝に埋め戻す土は、山砂にバーク堆肥を混ぜたものを使用。



山砂約7m3にバーク堆肥(1袋40ℓ)150袋を盛っているところ。



この後、重機でかくはんを行いました。
?Cできあがった土を溝に投入。





ひとまず植栽場所の準備はここまで。

お次はメインのバラの植栽ですが、次回のブログでご紹介します。
ご期待下さい。

※忌地(いやち)・・・連作障害のことで、同じ場所に同じ植物を植え続けると、栄養や地力が落ち、病害虫にかかりやすくなったり、生育不良の原因になる。
バラ・ジャガイモ・トマト・エンドウ・スイカ・キュウリなどの植物や、モモなどの根の害虫が発生しやすい植物、イチジクのように根から生育阻害物質を出す植物が植えられているところに多い。


植物園緑地造園係 安藤 定治

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