骨から学ぶ生き物の不思議
初めての試み「大人のための動物講座」1月28日までの開催で欠席報告率100%、残りの出席率100%、熱心度120%という真剣っぷリで嬉しい限りです。
「骨から学ぶ…」では、獣医さんによる詳しい説明の後、実際に骨格標本(人間の頭がい骨以外は全て本物!)を見て、触って、ボランティアさんから詳しい説明を聞くという内容でした。
終了予定時刻の3時を超えても、皆さんの探究心は衰えず5分、10分、15分と延長しましたが、席に戻る方が一人もいなくて「骨って、こんなに関心があるのかー!」と少々驚いてしまいました。
最後まで残った方で「骨格標本の作り方が知りたい」という質問がありました。
できるだけ肉をそぎ落として、水につけ、徹底的に腐らせる(すごく臭いますが夏場がいいそうです)のが一番きれいにできるそうです。最後仕上げとしてオキシドールを薄めたもので拭くとか、食器用洗剤を薄めたもので拭くとかあるそうです。油がとれるのかな?
臭いが気になる方は土に埋めるという方法もあるみたいですが、汚れが付着したり、掘り起こす際に骨の一部を破壊・紛失したりするので仕上がりが美しくない可能性が高くなるそうです。
煮るという意見もありましたが、有効ではあるけれど最終的には残った有機物を腐らせるための処置が必要なので時間短縮くらいになるだけなのかしら。
担当者によっていろいろなやり方があると思いますが、まぁ、大体こんな感じだそうです。私は怖くてできませんが…。
管理課業務係 桐山 千絵