シカの角について
正門を入って右側を歩いていくと、インドサイ、アジアゾウと続き、次に見えてくるのがアクシスシカというインドやスリランカにいるシカです。このシカは成長しても白い斑点が消えないため、「バンビ」のモデルにもなった美しいシカです。
今回はこのシカの角についてお話しましょう。
シカは年に一回角が落ち、新しい角に生え変わります。
角が落ちた後は、「袋角」と呼ばれる角の表面が皮膚に覆われた状態で大きくなります。
角が完全に伸びきると、木などにこすり付けて皮膚をはがしていく「角みがき」という行動をして、きれいな角になって行きます。これから、角の成長や角みがき行動を見ることができると思います。
*現在、再生プランによる工事のため、見られない場合もあります。ご了承ください。
動物園飼育第一係 湯川 正幸