森の床屋さんありがとう!!!
タヌキの里には笹がたくさん生えています。梅雨が終わったこの時期、笹の新芽がいっきに開き、一面が笹で覆われます。お客様にタヌキをよく観察していただくために、この笹を刈り込む必要があるのですが・・・手ごわい。梅雨の雨をたっぷり吸って元気よく育った笹の藪は、植物が専門でない飼育員ではとても太刀打ちできません。
そこで「森の床屋さん」こと「管理課維持係作業班のみなさん」に助っ人をお願いしました!
森の床屋さんたちは、草刈り機、剪枝機を使って、どんどんと笹が切り開いていきます。それはもう、ものすごい手際の良さです。あっという間に、タヌキの隠れ場所を残し、笹が切り開かれました。すっきりです。午後からは、木を剪定してもらいます。植物を専門とする皆さんの手であっというまに、木が素敵な形に整えられています。さすが、森の床屋さん!ちなみに私たち飼育担当者は、タヌキの様子を見ながら、床屋さんが切り落とした枝を搬出する仕事を手伝いました。
1日で、すっきりきれいなタヌキの里に変身です。綺麗になったタヌキの里を是非見に来てくださいね。
動物園飼育第一係 三宅 明生