ヨルガオの緑化ネットに初挑戦!
植物園「チームお庭番」のスタッフの手づくりで、ヨルガオ用の緑化ネットを組み立てました。制作過程の写真を、みなさまにご紹介します。
まずは外側のフレームづくり。最初に木材を組み合わせて枠を作ります。
木材で四角形を作って、角の部分をねじで止めています。
次に、枠の上から緑化ネットを張ります。まず片方の柱にネットを巻き込んで、重ねた上からずれないようにステープラーで固定します。
それから反対側の柱までネットを広げ、木枠の大きさに合わせます。このとき、途中でネットがゆるまないように、力を込めてピーンと伸ばします。こちらも同じようにネットの端を柱に巻き込んで、ステープラーで固定します。
ヨルガオは順調に成長するとツルの長さが4〜5mになるので、緑化ネットはかなり大きめに作りました。ネットも一枚では足りず、継ぎ足して張り合わせています。ネットとネットの間はひもで結び、ずれたり広がったりしないように止めています。
ネット張りはこれで完成。
縦と横の長さがそれぞれ4m以上ある大きな四角形になりました。
このあと、緑化ネットを立てる位置まで移動させました。
ヨルガオのプランターの後ろ側に運んで、支えになる杭を地面にしっかりと打ち込み、木枠が動かないようにねじで杭と固定したら、完成です。
プランターのヨルガオは、まだ下の方でツルが伸び始めた状態です。ちょっぴり心細いですが、熱帯アメリカ原産の植物なので、これから夏の盛りに向けて、ぐんぐん成長してくれることを期待しています。
場所は、星が丘ロータリー広場のトンネル前です。今年が初めての挑戦なので、どうぞ見守ってくださいね。
植物園緑地造園係 伊藤 文美