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忘れていた場所

2011年07月14日(木)

メダカ館に庄内川の生き物のコーナーがありますが、その中の一つに河口の干潟にいるトビハゼをメインにした展示があります。

そこに泥地にすむ地味な色のベンケイガニが入れてあります。これを見ていて、こどもの頃に遊んだカニ捕りを思い出しました。



ベンケイガニとトビハゼ



海岸の堤防の内側に海水が流れ込む池のようなところがあり、その周囲の土手にカニが穴を掘ってすんでいました。この穴の中に右手で持った草の穂をさしこんで、指で軽く回しながら少しずつ手前に引いてくると、カニが追いかけてきて、全身が穴から出たところを左手で確保。時には爪で挟まれて痛い思いもしましたが。

そこには3種のカニがいて、お目当ては爪が鮮やかな赤紫色をしたジョウムギでした。穴から出てきたのがバフ、シビと呼んでいた2種なら捕まえませんでした。ちなみに、50年近く前の記憶を頼りにこの3種を調べてみたら、ハマガニ(ジョウムギ)、アシハラガ二(バフ)、ベンケイガニ
(シビ)のようでした。

メダカ館の展示を見て思い出したカニ捕りの場所は、確かまだそのまま残っているはずなので、今度帰省したら行ってみようという気になりました。

熟年の皆さ〜ん!忘れていた昔のことを動物園で思い出すこともありますよ。


動物園長  橋川 央

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