頭高
2011年06月15日(水)
頭高は「ズコウ」でも「ズガタカイ」でもなく、野鳥の名前でカシラダカと読みます。スズメ目ホオジロ科の茶系色の地味な小鳥で、日本には冬鳥として大陸から10月頃に渡ってきて、翌年の5月頃までいます。この鳥は興奮すると頭の羽を逆立てるため、頭が高く見えるところから、この名前がつきました。鳥のイメージがよくわかる漢字ネーミングがとても気に入ってます。
このような動物の漢字表記に以前から関心はあったのですが、最近、小学校4年生の女の子から手紙をもらいました。動物好きで漢字表示に興味がわき、100コ調べたとのことでした。そして動物の名前を漢字で書くと、その動物の特徴がわかるので、看板に表示したり、動物漢字クイズラリーはどうかというアイデアを提案してくれました。
小学4年生の子が100も調べたことに驚くのと同時に、そのアイデアを動物園に送ってくれたことをとてもうれしく思い、お礼の手紙を書きました。
送ってくれた中から、4つを紹介します。河馬、海豹、獺、海驢。写真を付けましたので、どの動物か当ててください。
動物園長 橋川 央