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知る人ぞ知る

2011年05月15日(日)

この季節の有名な句に「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」がありますが、この時期にホトトギスと同様に東南アジアから渡ってくる鳥でアオバズクがいます。
漢字で書くとまさに「青葉木免」。中国南部やフィリピンから渡来して、人里近くの森や神社境内のほか市街地の大木などの洞で繁殖します。

東山にも毎年やってきますが、ちょっと変わった場所に営巣するペアがいます。それはスカイビュートレインのレールの空洞です。



巣場所



東山の森には利用する木が他にもあると思うのですが、よほど条件がいいのでしょうか。昼間に頭上を走るスカイビュートレインの音は気にならないようです。
毎年7月下旬には2〜3羽のヒナが巣立っていきます。このことを知っているカメラマンの中には、巣立ちヒナを撮ろうと毎日通う人もいるほどです。



巣を見守る雄(2010年撮影)



今年も無事にヒナが育つことを祈っています。


動物園長  橋川 央

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