お庭番、本領発揮
2011年05月12日(木)
「合掌造りの家」の前に、不思議な光景が広がっていました。
「チーム お庭番」のスタッフが、白い袋(どのう袋)を前庭いっぱいに行儀良く並べています。
この白い袋はそんなに大きくないのですが、ずっしり重くて、か弱い?私では持ち上げられません。
袋を空けたら、ざざーっと砂山が現れます。
砂山が庭に整列している姿は、やっぱりなにかのアートのように見えます。枯山水のお庭にも見えるでしょうか。
全部の袋を空けたら、レーキの登場です。砂山を崩して砂利を広げながら、レーキの背の部分を使って全体的に平らになるようにならしていきます。
あっというまに全部の砂山が敷きならされて平らになりました!
じつは最近、合掌造りの家の砂利敷きが薄くなり、土の地面が露出していたので、こうやって砂利を入れました。あらかじめ、どのう袋の状態で均等に並べておくことで、ムラなく砂利をひろげることができます。今回は約100袋の砂利を使っています。
「チーム
お庭番」はこうやって合掌造りの家のお庭も手入れしています。ぜひ「合掌造りの家」にお越しください。
植物園緑地造園係 伊藤 文美