ハンカチノキと木綉球(ムーシューチュウ)
2011年04月27日(水)
「中国産植物園林」は、ゴールデンウィークの前半に見頃を迎えます。その中から特におすすめの花、ハンカチノキと木綉球(ムーシューチュウ)をご紹介します。
ハンカチノキは、その花の様子が枝から白いハンカチを吊り下げているように見えることから名付けられました。今日、東山植物園の実物を確認したところでは、花を包む苞(ほう)の部分がまだ小さくて黄緑色でしたが、これからもう一回り大きくなって、5月初旬にはまっ白に変わります。
青空の中で洗いたてのハンカチがはためいているような光景が見られます。
木綉球(ムーシューチュウ)も、まもなく見頃を迎えます。
ムーシューチュウは、ガマズミなどと同じスイカズラ科の植物で、小さな花が集まった花のかたまりが大人の手よりも大きくなります。
お客様の方へ枝が張り出していますので、間近にご覧いただけます。
自分の顔とどちらが大きいか、ぜひにらめっこしてみてください。
植物園緑地造園係 伊藤 文美