春の山野草展と、ツツジ・シャクナゲ展を開催しています
2011年04月20日(水)
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。
「盛り」どころか、ソメイヨシノはもう散ってしまいましたが、植物園には、ヤエザクラなどの遅咲きのサクラをはじめ、様々な花が咲いています。ぜひお越しくださいませ。
さて、植物会館の展示会は、今週は2本立てで開催中です。
まずは屋内の展示室から、「春の山野草展」。
こちらは、園芸同好みどり会さんの協力で開催する展示会です。
園芸同好みどり会さんは、植物園門の案内所や園内イベントのお手伝いなど、東山植物園の取り組みをいつもボランティアでサポートいただいている団体です。
年に1回、この時期に、会員の皆さんが丹精込めて育てられた山野草などを展示いただいていますが、今回は、会員の皆さんが手づくりされた鉢に、和物の観葉植物を中心に寄せ植えした作品が並びました。
植物の飾り方、楽しみ方の、ユニークな提案として、ぜひご覧いただければと存じます。
また、植物会館前では「ツツジ・シャクナゲ展」を開催しています。
この時期に花を咲かせる種類を中心に、様々なツツジ・シャクナゲをご覧いただくことができます。
こちらもぜひご覧ください。
なお、4月24日(日)午前中には、「春の山野草寄せ植えを作ろう」という講習会も行われます。
19日現在、まだ定員まで空きがありますので、興味がおありの方は、東山植物園までお問い合わせください。
(材料費を2,000円頂戴します。)
(高校生以上の方は、動植物園への入園料が必要です。※減免対象の場合を除く)
展示会はどちらも24日(日)まで。
皆様、ぜひお越しくださいませ。
※次回は、植物会館内で「やまくさとエビネ展」、植物会館の前で「食虫植物展」を開催します。お楽しみに!
植物園指導園芸係 中村 成利