さくらそう展のご紹介
2011年04月12日(火)
先週末はソメイヨシノも満開を迎え、大変多くのお客様にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
さて、今週は「さくらそう展」です。
可憐で麗しいサクラソウの花々が、植物会館で皆さまをお待ちしています。
サクラソウの栽培は江戸時代に始まりました。
現存する約300の品種のうち、約半数が江戸時代から伝えられたものだといわれています。
明治維新や戦中・戦後の混乱期を経て、現代に伝えられた様々な品種は、「生きた文化財」といえるのではないでしょうか。
この機会に、ぜひお越しくださいませ。
なお、4月17日(日)午前中には、「さくらそうを育ててみよう」という講習会も行われます。
まだ定員まで空きがありますので、興味がおありの方は、東山植物園までお問い合わせください。
(受講料は無料ですが、高校生以上の方は動植物園への入園料が必要です。※減免対象の場合を除く)
なお、講習会にご参加の皆さまには、講師の先生のご厚意で、サクラソウの苗をお渡しします。
この機会に参加してみてはいかがでしょうか。
展示会は17日(日)まで。
ぜひお越しください。お待ちしています。
※次回は、植物会館内で「春の山野草展」、植物会館の前で「ツツジ・シャクヤク展」を開催します。お楽しみに!
(いずれも4月19日(火)〜24日(日)予定)
植物園指導園芸係長 中村 成利