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ジャボチカバの実

2011年03月27日(日)

今、植物園のサンギャラリー温室で、鉢もののジャボチカバという木に実が付いています。



この木は、直接幹に花が咲き、実がなります。このことを幹生花(かんせいか)と言います。

なぜ直接幹に付くのでしょうか?
直接幹に付いた実を食べるのは、鳥のような軽い動物ではなく、体の大きい動物です。それらの動物に食べられ易いように幹に付いているのです。

ジャボチカバは、彼らに果実を提供する代わりに、自分の種子を遠くに運んでもらって、自らの生息区域を広げていくのです。



さて、みんなが大好きなチョコレート。チョコレートの原料になるカカオも、同じ幹生花で、幹に直接小さな白い花を咲かせ、大きな実が幹に直接ぶら下がります。


植物園指導園芸係  山田 靖

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