竹林がきれいになりました!
2011年02月05日(土)
竹林と竹見本園にはいろいろなタケがあります。今週、植物園の作業チームでこの竹林の手入れをしました。何年もたって古くなったり、雪の重みで曲がったり、込み入ったタケを取り除くと、見通しが良くなってすっきりしました。
切ったタケは、植物園で再利用します。竹林と園路の間にある竹柵も、ここのモウソウチクを使ってチームで作ったものです。
今回はマダケなどを使って、日本庭園の窯跡の周囲にある竹垣を取り替えました。まっすぐな竹を選び、現場に水糸を張って高さを合わせて切り揃えます。そして、立子(たてご)を胴縁(どうぶち)にシュロ縄で結び付けます。
この結び方が四ツ目垣のポイントです。慣れている人は手早くあっというまに結んでしまうので、横から見ているだけでは覚えられません。
完成しました。新しい竹垣は、青竹の色が鮮明です。
ほかにも植物園のいろいろな場所で竹を再利用して柵や垣根を作っているので、よく見てくださいね。
植物園緑地造園係 伊藤 文美