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シュバシコウの剥製(はくせい)

2010年08月15日(日)

シュバシコウをご存じですか。

シュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)はコウノトリの仲間で、ヨーロッパでは一般に見られる鳥です。コウノトリは、赤ちゃんを運ぶ鳥として民話の世界では有名で、昔から幸福のシンボルとして大切にされています。

日本のコウノトリは国の特別天然記念物に指定されていますが、1986年に野生絶滅しています。しかし、東京都多摩動物公園や兵庫県“コウノトリの郷”において人工ふ化に成功し、その後は少しずつ羽数を増やし、2005年に世界初の放鳥(餌が自分でとれるよう訓練された個体)が実現しました。

写真は、動物会館に展示されている「シュバシコウ」のペアの剥製です。日本のコウノトリは嘴(くちばし)が黒色ですが、シュバシコウは嘴(くちばし)が赤く、体格も少し小さいのが特徴です。
東山には生体の展示はありませんが、近い仲間としてはバードホール(本園)にコウノトリ目トキ科のショウジョウトキを展示しています。コウノトリ科の仲間はこの剥製でしか見ることができません。
動物会館に来館されましたら、相談カウンター横の展示ケースに陳列してありますので、ぜひご覧下さい。



シュバシコウ剥製(動物会館)



コウノトリ(コウノトリの郷HPより)



シュバシコウ(コウノトリの郷HPより)



動物園教育普及主幹 黒邉 雅実

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