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パラグアイオニバスのご紹介

2010年08月15日(日)

これは何でしょう?



これは、パラグアイオニバスの蕾です。
パラグアイオニバスの花は夜遅くしか咲きません。
パラグアイオニバスは南米産の植物で、日本では冬越しが出来ず、枯れてしまいます。
そのため、毎年2月に種を撒き育てます。

現在、植物園温室前のスイレン池に植えてあるパラグアイオニバスも、2月に種を撒き育てた株です。



自然界では昆虫が授粉をしてくれますが、東山植物園では昆虫が授粉をしてくれないため、職員が夜遅く水中に入り、授粉をします。

植物園に来ていただき、パラグアイオニバスの株をご覧いただくと、赤の袋に包まれたものが目に入ることがあります。



これは、授粉した花を包んだ物です。
毎年、人の手で授粉をして、大事なパラグアイオニバスを絶やさない様にしています。


植物園指導園芸係  山田 靖

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