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動物園で学ぶ!生き物の星 地球 環境セミナー

2010年07月19日(月)

7月17日、みだしの企画が環境省・中部地方環境事務所と共催で開催されました。

少し長いブログですが、興味のある方は頑張って読んでください。

環境白書の編集にかかわった環境省職員がスライドを使って分かりやすく解説する座学セミナーで「バーチャルウォーター」「資源リサイクル」「生物多様性」について学びました。



環境セミナー



水が豊かだと思われている日本では、外国産のミネラルウォーターのように目に見える水だけでなく、野菜を作ったりするのに年間数億トンの“目に見えない”水を輸入していること。

電化製品の小型化に欠かせない各種「レアメタル」を採取するためにゴリラの生息地が脅かされていたり、現地の小さな子供が犯罪(密猟・盗掘)に加担する状況になったりしていること。

輸出のために東南アジアなどでマングローブを伐採してエビの養殖をおこなうと、一時的には利益が上がりますが、長期的にみるとマングローブという防波堤がなくなったために台風、洪水などの被害が拡大して利益より大きな損害を被る可能性があること。

座学の後は、いよいよ動物園へ出発。飼料室の見学で食を通じた生物の多様性を感じ、クマと類人猿の2コースに分かれて、動物の生態や野生下と飼育下での違い、彼らが抱える様々な問題などを担当飼育員と中部環境事務所職員とのコラボ・レクチャーで詳しく説明しました。



飼料室



クマコース



類人猿コース



さいごに、今日学んだことや新たに知ったことについてそれぞれ自分が強く心に感じたことや自分にできること、やっていこうと思うことを話し合うワークショップで終了。

ワークショップで出た皆さんの意見は、後日東山動植物園・中部地方環境事務所のホームページでご紹介します。



自分たちはいったい何ができるのかな?



色々なことをまず知ることが大切で、次に友人や家族に伝えることが環境活動につながるということを強く思いました。

こどもたちが大好きな小型ゲーム機も、新しい製品が出たら次々買い換えるのではなく、なるべく長く使ってください。使わなくなったら使ってくれるお友達に譲ってください。

携帯電話を交換するときも記念や電話帳替わりに取っておかず、リサイクルすることで助かる命があることを覚えていてください。


営業推進課営業推進係  桐山 千絵

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