きれいなバラを保つためには
バラの花がきれいに咲いています。
最盛期は過ぎましたが、「ピークを過ぎているなら、見に行くのはやめようかな」なんて思うのは、もったいないはなしです。
植物園では、美しいバラ園をより長く保つために、職員がこまめに花がらをつんで手入れをしています。
いつも花の様子を見守って、1つの花が満開を過ぎたら、その花の柄を元から切り離します。見頃を過ぎた花を早めに取り除くことで、次の花に栄養がゆきわたり、続いて美しい花を咲かせることができます。また、日当たりや風通しが良くなるので、病気の予防にもつながります。
バラの花は、6月中旬まで見られる見込みです。
これから特にオススメなのは、ウィーピング仕立てのバラです。枝が垂れる(=ウィーピング)ように育てたもので、たくさんの花がしだれる様子は見ごたえがあります。どうぞご覧ください。
植物園緑地造園係 伊藤 文美