プチガーデニングコンテスト
2010年05月01日(土)
花を植えたり手入れをすることは、自分の心を豊にするだけでなく、周りの人たちにもそれを「おすそ分け」することができます。
東山植物園で開催したプチガーデニングコンテストの目的は、単にハンギングバスケット等を用いて、花と緑あふれる美しい空間作りを競うことではなく、参加者や来園される方々が、その作品を鑑賞することによって、それぞれの自宅の限られたスペースで、効果的に花と緑を演出するヒントにしてもらうことです。
初心者の方も含め、参加されたのは全20組で、それぞれの作品は個性豊かで楽しく美しいものばかりであり、特に受賞された5作品については、何れも甲乙つけがたい、とても素晴らしい作品でした。
29日の表彰式後には、日本ハンギングバスケット協会公認講師によるガーデン作りの実演・デモンストレーションが行われ、多数の来園者が聞き入ってみえました。
「一人の園芸好きな方の庭が隣近所に伝わって、その地域全体が綺麗になった」という町があります。
このコンテストがそんなきっかけになればと思います。
植物園長 舟橋 和時