寒さに負けず、早春の花が咲いています
2010年01月09日(土)
東山植物園の早春の小道で、ロウバイの花が咲いています。
ロウバイの花弁は独特のツヤと透明感があり、蜜蝋のような質感をしています。
また、陰暦12月の異称「臘月(ろうげつ)」の頃に咲くため、その名が付いたともいわれています。
花びらの内側は赤褐色で、シックな魅力があります。
也有園の武家屋敷門のわきにあるソシンロウバイも咲きました。
ソシンロウバイの中国名は「素芯蝋梅」。
雄しべも含めて、花全体が黄色なのが特徴です。
也有園にはフクジュソウも植えられています。
つい最近、ソシンロウバイの根元と芝生広場の北側の2か所でフクジュソウが芽吹きました。
天気が良ければ、あと一週間くらいで咲き始めるでしょう。
真冬でも元気な早春の花をご覧ください。
植物園緑地造園係
伊藤 文美