タガメの成長記?A
2009年08月10日(月)
前回に引き続きタガメの成長をお届けします。
タガメの幼虫たちも脱皮を繰り返し3令虫、4令虫を経て今や最終の5令虫へと成長しました。
この期間の幼虫は鮮やかな黄緑色をしています。
この色だと水草の中では効果的な迷彩色となって外敵や獲物に発見されにくいからだと考えられています。
孵化したばかりの時には100匹ほどいたタガメの幼虫たちも共食いや脱皮の失敗により、現在では15匹ほどに数を減らしてしまいました。
ここがタガメの飼育の難しいところ。
孵化したばかりのときは全長1.2?pほどでしたが、5令虫になった今では4.5?pほどの大きさになりました。
最後の脱皮をして成虫へと羽化する日が待ち遠しいです。
次回はいよいよ完結編?
動物園飼育第二係 小林 隆志