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たまごのゆりかご?@ −水草編−

2009年02月04日(水)

メダカ館で飼育している多種多様なメダカたち。

水草、砂利の中、岩の割れ目など、野生下での産卵場所は種類によってさまざまですが、水槽の中に自然と同じ環境を整えてやることは困難です。

そこで今回からは、人工の卵床を使っておこなうバックヤードでの採卵方法を数回に分けてご紹介します。

ニホンメダカをはじめ、アプロケイルス属、エピプラティス属など、水草に卵を生みつけるタイプのメダカの水槽には、毛糸を束ねて作ったモップを入れてやります。



モップはこういうふうに使います。黒い毛糸を使うのは濃い色のほうが卵を見つけやすいためです。



本物の水草と異なり、枯れたり腐ったりして水を汚すことがありません。

纏絡糸という細い糸で毛糸にくっついている卵は、キラキラしていてまるで宝石のよう。



卵を移すシャーレ・産卵用モップ・ピンセットの採卵セット



ピンセットで一粒ずつメチレンブルー水溶液のシャーレに移して孵化を待ちます。


動物園飼育第二係 井本 みな

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