冬の朝のシモバシラ!
今シーズン初めてのシモバシラが出ました!
シモバシラはシソ科の植物です。
冷え込みの厳しい冬の朝、地中の水分が枯れたシモバシラの茎の道管(水の通り道)を伝って上昇し、氷の結晶となって吹き出します。
写真のシモバシラは氷が小さめですが、気温などの条件によっては、もっともっと大きくなります。
気温がマイナスになった朝、日本庭園で見られます。
午前10時頃にはとけてしまうので、朝一番で見に来てください。
也有園のサツキには霜が降りていました。レースのような細かい模様がきれいです。
合掌造りの家の近くでは、ツバキが元気に咲いています。
寒い日はこたつにみかんもいいけれど、少し足を伸ばして、今だけの冬景色をぜひご覧ください。
植物園緑地造園係
伊藤 文美