今年も冬の来客カモ
2008年11月25日(火)
本園の古代池では、毎年野生のカモたちがやってきて冬を越していきます。
今年も10月頃から1羽、2羽と姿を見せ始めていたのですが、
ここ数日の冷え込みで一気に数が増えました。
その数、およそ90羽!
急に住人が増え、とてもにぎやかになりました。
エサの時間にはカモたちが殺到し、我先にといった様子で勢いよく食べ始めます。たくさんのカモが「ザザザーッ」とおしよせてくる様子はなかなか壮観です。
ただ、動物園で飼育展示している鳥がまぎれてわからなくなるのが少々悩みなのですが・・・。
マガモやカルガモ、ハシビロガモなども時々見られますが、やってくる水鳥のほとんどはオナガガモです。
今の時期、オナガガモはオスとメスで少し羽毛の色がちがい、オスは首から胸のあたりが白っぽく、メスは全体的に茶色っぽい色をしています。
これからが冬本番、きっとまだまだ数が増えるでしょう。
ぜひ古代池でオナガガモたちの数のカウントに挑戦してみてください!
動物園飼育第一係
山部 桂子