ビオトープ・ビフォーアフター(前編)
2008年09月07日(日)
ビオトープとは、ドイツ語の「bio(生物)」と「tope(場所)」からなる合成語で、生物が生きられる環境を再現した場所を意味します。
近年では、小さな池や小川のあるビオトープが、学校や公園などに数多く作られ、環境について学ぶ場所として活用されています。
しかし、ビオトープは、人工の環境ですから、作り終えた後も手入れが必要です。生き物たちが棲み良い状態を維持するために、定期的な除草や落ち葉の除去などの管理が必要不可欠です。
東山動物園のメダカ館に隣接するビオトープも、9月8日に大掃除を行う予定です。
写真は現在のビオトープの様子です。ご覧のように夏場に急成長したアシや雑草で茂り、良い環境とは言えません。
大掃除後にはこの環境がどのように変化しているのか……続きは来月のブログでお知らせします!
動物園飼育第二係 井本 みな