納涼、ホッキョクグマに氷プレゼント
恒例の氷プレゼントが始まって、はや一ヶ月が過ぎました。
ホッキョクグマも馴れてきて氷の中の魚(ホッケ)やリンゴの食べ方を工夫してきました。
始めは、氷をまるかじりするのですが、30分ほどすると氷の塊を動かし始め、岩場のコーナーに持って行き、力まかせに両足で押し割るメスのオーロラ。
オスのサスカッチは岩場のコーナーには持っていかず、プールへ落としておいて溶かして食べる方法をとります。それぞれの個性が出ているようです。
プールで溶かしながら食べるオスは15分ほどで無くなってしまいます。一方、割りながら食べるメスの方は1時間ほどかけています。
ちなみに、メスもプールに落としてオスのように溶かして食べることもありますよ。
毎回、同じような食べ方をするわけではありません。どんな食べ方をするか、皆さんも実際にぜひ観察してみてください。
すぐにプールの落としてしまうか?
割りながら時間をかけて食べるのか?
またはすぐに飽きてしまうか?
8月いっぱいの日曜日、午後1時15分より行っています。
動物園飼育第一係 木村 勝