ミズカマキリという昆虫を知っていますか?
水中にすむカメムシの仲間で、長細い体と獲物を捕らえるカマのような前足からその名前で呼ばれています。
さて、写真に写っているのは、そんなミズカマキリが卵から孵化しておとなになるまでの成長の記録、「脱皮殻」です。
5月22日に生みつけられた卵が29日に孵化し、1ヵ月間の
うちに5回の脱皮を行って成虫になりました。
順番に並べてみると、みるみる大きくなっていくのが分かるでしょう?
ミズカマキリの生体は、メダカ館の第3展示室・水生昆虫のコーナーで飼育展示しています。
動物園飼育第二係
井本 みな