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都会にも生えている!野生ラン

2008年06月30日(月)

ランといえば、カトレアやコチョウランなど、豪華な花をつけるものばかりに目が向きますが、わが国にも多くの種類のランが自生します。
しかし、自生地の開発や園芸目的などの採集などにより、今や希少な存在になってしまいました。

それでも中には、都会の中でしたたかに生き続けている種類もあるのです。それがネジバナです。




ネジバナは小型のランで、この時期ピンク色の小さな花をつけた茎が芝生などに立ち上がっているのをよく見かけます。
花が茎のまわりにらせん状について、ねじれて見えることからその名前があり、その巻き方は右巻き、左巻きとそれぞればらばら。
花を良く見ると、小さいながらもランらしい形をしています。





このネジバナ、植物園の温室前の芝生にも生えています。
えっ、雑草ではないかって?
芝生の雑草には違いないですが、こんなに可憐な花なのでついついお目こぼし。

しばらく見守ってやってください。




植物園指導園芸係 松原 裕隆

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