カスミサンショウウオの産卵
2008年03月30日(日)
啓蟄も過ぎ、だんだん暖かい季節がやってきました。
草木が芽吹く中、動物たちも活動し始め繁殖の季節を迎える種類も数多くいます。
自然動物館に展示している「カスミサンショウウオ」も3月21日に産卵しました。
5〜60個の卵を二つの袋の中に入った状態で産卵し、しばらくすると卵の袋が膨らんでクロワッサン状になります。
卵は4月中ごろに孵化する予定です。
東山動物園で飼育しているカスミサンショウウオは名古屋市内でも生息しており、とても身近な動物です。
野外でもちょうど同じ時期に繁殖期を迎えるサンショウウオですが、ここ東山動物園に来ていただければ、展示にて観察することが出来ます。
動物園飼育第二係 藤谷 武史