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オフィシャルブログ

もうすぐ夏!(星が丘門花便りNo.127)

2021年04月30日(金)

こんにちは。星が丘門公園愛護会です。

毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。


4月21日は、前号で蕾を紹介したモッコウバラが花盛り!
マスコットキャラクターのズーボとカラーコーディネートしたかのような黄金色の花々がゴージャスな雰囲気を奏でています。
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モッコウバラのフェンスの内側には、クリスマスローズが咲いていますが、今回ひときわきれいだったのが青紫色のアジュガ。葉っぱが几帳面に積み重なって着物の十二単のように見えます。日陰で奥ゆかしく咲くところが素敵で、シャッターを押しました。
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この日は陽の光が強く、気温も急上昇...となれば、水やりは必須。

早速、散水栓をひねってMさんが水やり。そのそばでHさんは花殻を摘みつつ別のホースで水やり。Aさんは如雨露で水やりをしました。阿吽の呼吸でサクサクと仕事が進むのは快感です。
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COP10の開催の際に、星が丘門入口の左手花壇に植樹されたカエデは、「花散里」という名で、新緑の季節を盛り上げる美しい緑色。それと並んで一年中紅葉している「スケーターズ」という名のモミジ。

緑と赤のコントラストの中で、草取りをするSさん、Tさん、Fさんです。
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プランターの花殻摘みに専念していたOさんは「ビオラがくたびれているから、切り戻してみるね」と、丁寧なハサミ捌き。いつもアイディア満載の手法に頭が下がります。

ところが、「切っても切ってもキリがない...。それに失敗したらどうしよう」とボヤキも出たりして。でもいいのです、「ダメもと」なのですから。次の植え替え(おそらく6月)まで、なんとか星が丘門の花を維持したい...の一心を、メンバー全員わかっていますから。
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作業に熱中して、気がつけば11時半を過ぎていました。せっかくだから中の景色を楽しみましょう...と入園して、合掌造りの家の縁側に座れば、緑の風が吹きそうなぐらい、周りの緑が鮮やか。「今年は桜が早かったから、新緑も早いのかもね」「5月過ぎの景色だよね」と、新鮮な空気を吸収しました。

「植物会館では山野草展が開催されています」と園内放送があったので、「よし、行ってみよう」となりました。園内はツツジが見頃でした。

温室に至る少し手前の左側で、アマドコロという名の美しい植物を見つけました。雫のような花がきれいだと思いませんか?
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植物会館の山野草は、どれも丹精され甲乙つけがたし。1鉢500円で小さな苗が買えるのは、庭のある人には嬉しいサービスだろうなと思いました。
そうそう、植物会館前にも素敵な寄せ植えがあったのです。こんなシックな色合わせは初めてかも...。勝手に「黒の貴婦人たち」と名付けました。日なたの貴婦人と、日陰の貴婦人。どちらがお好みでしょうか。
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⑬.JPG大人っぽくなりすぎないように、との配慮でしょうか。チョコレートコスモスがおちゃめな雰囲気を醸し出していました。
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もうすぐ夏。健康に気をつけながら、悔いのない毎日を過ごしたいものです。この活動に興味のある方は、遠慮なく声をおかけくださいね。


夏立ちぬいつもそよげる樹の若葉  日野草城 (ひの そうじょう)

立夏といえば5月6日頃なのですが、当日の季節感は初夏だったので、この句を選びました。皆様、健やかにゴールデンウィークをお過ごしください。


令和3年4月27日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子

(担当:植物園緑地造園係 丹羽幸恵)

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