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冬の寒~い日の植物園。

2021年01月12日(火)

冬の朝、特に最低気温が氷点下になる日は、起きるのがつらいですね。

でも、そこはポジティブに、そんな日は年に何回もあるわけではありません。逆に貴重じゃないかと考えると、早起きしないのはもったいない気持ちになりませんか。そんな気持ちに賛同していただける方は、ぜひ開園直後の植物園に足を運んでください。ちょっと違った雰囲気を味わえますよ。

◆では氷点下の朝限定、植物園の様子をお見せします。

写真①.jpg

【奥池】なんと氷が張っています。見ているだけで冷たさが伝わってきますね。

写真②.jpg

【日本庭園】こちらもやはり氷が張っています。薄氷ですが、普段はなかなか見られません。

写真③.jpg

【霜柱(シモバシラ):シソ科】日本庭園

●初冬の強く冷え込んだ朝、茎の根元に氷の帯ができるのを"霜柱"に見立てたのが名前の由来です。


写真④.jpg

【霜柱(シモバシラ):シソ科】源氏の庭

●根元に氷の帯ができる仕組みについて解説します。
冬越しに慣れていない草は、冬になって落葉しても、根から水を吸い上げ続けていることが多く、氷点下になるような冷え込んだ日に、水を含んだ茎は凍結して体積がふえて、茎の一部が裂けます。そして根から吸い上げられた水は、その裂け目から外に流れでます。すると水は寒さで凍結し、帯状に付着します。(野草の名前〔秋・冬〕ヤマケイ文庫 髙橋勝男より引用)

◆早春の見どころ
今年は寒さが厳しいためか、蝋梅(ロウバイ)や満作(マンサク)など、早春に咲く花の開花が少し遅れているようです。でもつぼみは膨らんでいるため、この先暖かい日が続けば、一気に開花するでしょう。 

皆さまのご来園をお待ちしております。


植物園緑地造園係長 太田幹夫

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