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養護学校からファビュラスな贈り物

2020年11月20日(金)

市内の養護学校の生徒さんから東山動植物園に11月10日と17日の2度にわたって素敵な贈り物が届きました!!1回目は繁殖に成功した里親メダカ54匹の返還、2回目は小鳥用・リス用・フクロウ用と大きさの違う巣箱22個の寄贈です。

里親メダカの返還(11月10日).JPG【里親メダカの返還(11月10日)】

手作り巣箱の寄贈(11月17日).JPG【手作り巣箱の寄贈(11月17日)】

生徒さんに大切に育てられた二ホンメダカはすでに「世界のメダカ館」(北園)の田んぼ大水槽で元気に泳いでいます。同じく生徒さん手作りの木製巣箱は「小鳥とリスの森」(こども動物園)の樹木に取り付けてシジュウカラ・ジョウビタキなどの小鳥、二ホンリス・ホンドフクロウなどの動物たちの休息や子育ての場として飼育環境の向上(環境エンりッチメント)に役立てます。

飼育動物たちも贈り物を喜んでいます!.jpg

天白養護学校の皆さんにはこの場をお借りしまして、当園の動物たちのための贈り物の寄贈につきまして改めて感謝を申し上げます。

なお高病原性鳥インフルエンザウイルスが国内で確認されている現状から「小鳥とリスの森」と「バードホール」について防疫上の理由で閉鎖しております。ご理解をいただきたく存じます。今回、ご参加いただいた「名古屋メダカ里親プロジェクト」は環境教育の一環として行っています。

同校は今後もメダカの飼育を継続して、増えた個体を当園に返還することで、希少動物の「種の保存」にご協力いただけるとのことで嬉しく思っています。メダカは名古屋市内でも以前は普通に見られた身近な生物でしたが、水田・ため池の減少や河川の護岸工事などの影響で減少しており、環境省は絶滅危惧種に指定しています。

最後になりましたが、新型コロナに加えインフルエンザの流行シーズンにも突入しました。インフルエンザはワクチン接種で予防ができますがコロナはまだできません。来園者の皆さまにおかれましては、「ソーシャルディスタンスの確保」「マスクの着用」「手洗い」といった感染防止の3つの基本を守っていただき、引き続き東山動植物園をお楽しみ下さい。

動物園長 黒邉雅実

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