植物園のボランティア(ガイドボランティア)
2020年10月01日(木)
長らくお休みしておりました、ガイドボランティアによる植物園内の案内業務が、東山動植物園秋まつりの開催に合わせてようやく再開されました。案内業務に従事するボランティアの皆さんは、1日あたり5名前後と、通常より少な目の体制ですが、季節ごとに変化する植物園内の見所をご案内したり、短時間で効率よく回っていただくために、ご活用いただければと思います。
ボランティアによる案内業務は、開園日の10:30~15:00に行っています。植物園門を入って左手の建物「植物会館」の中のガイドステーションで対応していますのでお立ち寄りください。なお、当分の間、ご案内は数人規模のグループまでの対応とさせていただいておりますので、ご了承ください。
ベテランガイドのひとり、Iさんの説明ネタをご紹介させていただきます。
江戸時代の俳人、横井也有にちなむ「也有園」に、木瓜(ボケ)が植栽してあります。花は春に開花し、現在は果実をご覧いただける状態です。写真のようにボケの実にドングリの殻斗(かくと)を帽子に見立てて被せて見ました。これで皆さんの「ボケ帽子(防止)」になるんだとか(笑)。
皆さんも、ユニークなガイドボランティアと園内を回り、植物を観察してみてはいかがでしょうか。
【木瓜(ボケ)の実に帽子被せて呆け(ボケ)防止】
植物園長 谷口茂弘