マンサクとシナマンサクも見ごろです
2019年02月14日(木)
マンサクとシナマンサクは、マンサク科マンサク属の植物です。 どちらも黄色の花を2月から3月の早春に咲かせます。 花は4枚の線形の花弁からなり、遠目からではすぐに区別がつきません。
それでは見分けるポイントは、どこにあるのでしょうか。 答えは樹木全体を見てください。枯葉が花の時期まで残っていればシナマンサク、残っていなければマンサクです。さらに細かいところを見ていけば、他にも違いはありますが、誰でもすぐにわかるのは、枯葉の有無かと思います。
❖それではマンサクとシナマンサクを見てみましょう。
【シナマンサク(支那満作):確かに枯葉が残っています。】
【マンサク(満作):シナマンサクよりも花は少し小ぶりです。】
【マンサク:枝に枯葉は残っていません。花はシナマンサクよりも控えめな感じです。】
❖植物園ではこの他にも、ロウバイ(蝋梅)も見ごろです。ほのかに甘い香りが漂っています。
【ソシンロウバイ(素心蝋梅):ほのかに甘い香りをお楽しみいただけます。オススメです。】
❖ウメ(梅)も咲き始めています。
【ウメ(梅):八重の紅梅も咲き始めています。2月いっぱいが見ごろです。】
春はそこまで来ています。待ち遠しいですね。
○お知らせ○ 植物園では見ごろの植物の情報を花マップで提供しています。 ご来園の際はぜひご利用ください。
植物園緑地造園係長 太田 幹夫