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植物の色(紅白)

2019年01月01日(火)

写真①サンギャラリー温室のアンスリウム.jpg

【サンギャラリー温室のアンスリウム】

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 皆さんは「正月の色」と言われたら、何色を思い浮かべますか。金色、赤色、雪の白色...。様々な色がありますが、筆者の独断で、園内で見られるおめでたい紅白の植物2点をご紹介します。 まずは、アンスリウムです。サトイモ科の植物で花持ちが良いため、緑色の葉と合わせて観葉植物や、フラワーアレンジメントの材料として利用されます。写真でツクシの頭のように見える部分が本当の花で、紅白のハート形の部分は植物学上「苞(ほう)」と呼ばれ、実際の花ではありません。「ホゥ!」とうなずいてみてください。

写真②合掌線のツバキ品種「秋の山」.jpg

【合掌線のツバキ品種「秋の山」】

次は、合掌造りの家の近くにあるツバキです。このツバキは「秋の山」という品種で、1株から赤色や白色の花、白地に赤の「絞り」や、赤色の花びらの縁の色が薄くなる「覆輪」が出るなど、様々な花芸が楽しめるツバキです。同じ木に紅白のツバキが並んで咲いているのは、めでたい感じがしますね。

めでたい植物からはそれますが、動物園長のZooコラムに「ビカクシダ」の紹介がありましたので、植物園から「ライオンノミミ」という植物を紹介します。 南アフリカ原産の植物で、「Leonotis(レオノティス)」という学名を持つ植物です。英訳すると「Lion's ear」で「ライオンノミミ」と呼ばれる植物です。ライオンの耳の写真と比較してみましたが、花の形が似ているのか、花に毛がたくさん生えている様子がライオンを連想するのか、良くわかりませんでした。皆さんも観察していただければと思います。

写真③宿根草園のライオンノミミ.jpg

【宿根草園のライオンノミミ(カエンキセワタ)】

植物園長  谷口 茂弘

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