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気になって見てきました。

2018年12月17日(月)

  • 植物園

❖イシクラゲ  夏の終わりに紹介したイシクラゲをおぼえていますか? そうそう、あのカリカリカールの陸棲(りくそく)藍藻(らんそう)の一種。思い出しましたか。 平成30年12月12日 昨日から雨が降り続いたので、もしかするとブヨブヨしているかも、と思い見に行きました。

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【お~やった‼ブヨブヨしてる。でもちょっとヘンだぞ】

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【接近:ちょっとプリプリ感がビミョ~ゥだなぁ...】

そうなんです。夏の頃より元気がありません。色も黒っぽいし、ブヨブヨ感・プリプリ感ともに物足りなさが。夏は鮮やかな緑色だったのに。やっぱり冬になって、ちょっと活動が鈍っているようです。でも寒い中、ひっそりとがんばっていました。(=_=)

❖合掌造りの家  次は合掌造りの家。以前、二階の様子をご紹介しましたが、今日は囲炉裏(いろり)に火が入っているときの二階の様子をご覧いただきます。現在二階は立ち入り禁止となっているため、公開はされておりません。

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【樹々も落葉してすっかり冬の景色に】

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【囲炉裏(いろり)に火が入るといい感じに。とってもあったかです】

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【二階までけむりが昇っています。けむっているの、わかりますか】

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【下をのぞくと囲炉裏の火が見えます】

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【そして屋根裏までけむりが昇っています】

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【最後は火の始末、これが一番大事、きれいに片づきました】

囲炉裏(いろり)炊(だ)きの日に合掌造りの家に入ると、ほんの数分でけむりの匂いが服に付きます。でも囲炉裏炊きは、合掌造りの家とは深い関わりがあります。それは囲炉裏炊きによる熱とけむりが、かやぶき屋根の乾燥と防虫の役目をはたし、屋根を長持ちさせています。もちろん薪(まき)を燃やしたけむりでいぶさないと効果がないため、ガスや電気では代用できません。

以前、囲炉裏炊きは植物園の職員が行っていましたが、10年ほど前からは「名古屋の結」(ボランティア)のみなさんにお手伝をいいただいております。特に夏は大変な作業なのですが、それでも毎月欠かさず囲炉裏炊きをしていただいており、本当に感謝しております。

写真⑨.jpg

【合掌造りの家にはサザンカの赤い花がよく似合います】

紅葉も終わり、植物園もすっかり冬の装いになりました。ツバキやサザンカなど冬に花をつける樹木は少なめですが、逆に他に花が少ない分、よく目立ち、色も栄えます。特に合掌造りの家の景観は、冬が一番おすすめです。寒い季節ですが、見どころはちゃんとありますよ。(^-^)

○お知らせ○ 植物園では見ごろの植物の情報を花マップで提供しています。 ご来園の際はぜひご利用ください。

植物園緑地造園係長 太田 幹夫

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