擬態の名人
2018年12月08日(土)
自然動物館2Fの水棲カメコーナーでは現在展示ユニットのレイアウトを変更中です。
【変更前】
こちらは以前の「マッコードヘビクビガメ」のレイアウトです。
マッコードヘビクビガメにはビルマホシガメの隣の展示室に引っ越していただいて・・・。思い切ってリニューアルをこころみました。
【変更後】
新たに「マタマタ」の展示を始めました!
マタマタは南米アマゾン流域に生息し川底で岩や落ち葉に擬態して魚類を捕食するカメです。
【まだ仔ガメですが存在感アリです】
展示ユニット内にはアーモンドリーフと呼ばれる落ち葉を沈めてあります。さらに同じく南米原産のPoecilia reticulata(グッピーの原種:エンドラーズグッピーともいわれています)を混泳させてみました。アマゾンの川底の雰囲気出てますでしょうか?
エンドラーズグッピーはユニット内に発生する藍藻(緑色の藻)の駆除にも役立っています。観葉植物のポトスも成長しながら水質浄化してくれているようです。
【2匹いますどこにいるかわかるかな?】
落ち葉などに擬態してほとんど動かないカメなので「いないよ~」と言わずによ~く探してみて下さいね。
動物園飼育第二係 小林 隆志